メンテナンス

今回は水槽のメンテナンスについてアップします。メンテナンスと言っても色々あります。例えば、水槽を定期的に掃除をしたり、水槽器具に破損部分が無いかチェックをしたり、色々あります。今回はさまざまなメンテナンスについてアップします。
定期的な水槽の掃除
水槽を洗わないでそのままにしておけば、水質が悪化し魚が病気になったり、水槽が汚れていると見た目もよくありません。ですので、水槽は定期的に洗いましょう!

どの位の割合で水槽を洗った方が良いのか?
水槽の大きさや、ろ過装置の大きさ、そして魚の大きさや、数によって変わってくると思いますが、少なくとも2週間に1度水槽の3分の1の水換えをやった方が良いでしょう。しかし、水草などをメインでやっている場合には、1週間に1度の水換えを行った方が良いでしょう。その時には、水換えと、水槽についたこけ取りをやった方が良いでしょう。
尚、1年に1回は、水槽の大掃除としてすべてを洗うのが良いと思います。因みにこの時に、ろ過装置の掃除は行わないでください。そして、砂利などは簡単に洗う程度にしてください。

そして水槽の洗い方です。
  1. まず、水槽に設置してある器具の電源プラグをコンセントから抜きます。もし、プラグがコンセントにささっていると、人間が感電してしまう事が考えられるからです。
  2. 水槽面の苔取りをします。この時に便利なのは、アクリルで出来た物(三角定規など)を使うと苔が簡単の取れます。もしなければ、台所などで使うスポンジを使ってください。(新しいものを使ってください!使い古しだと、スポンジに油などが付いている可能性があるからです)
  3. 水槽の水を抜きます。この時に水槽の水と、砂利の汚れを取る事が出来る器具を使えば、一石二鳥です!だいたい、水槽の3分の1ほど水を抜き取ります。
  4. 水槽に水を入れます。この時に一気に水を入れるのではなくて、ゆっくりと入れるようにしてください。何故かというと水槽の温度と、水槽に入れる水の温度差がある水を水槽に入れれば、水槽の温度が急激に変化して、魚にダメージをあたえてしまうからです。水草が入っている場合には、水を入れるときの水圧で水草が抜けやすくなってしまうからです。
    水道水を使っている場合には、中和剤も入れましょう。
  5. 水槽の器具を設置して電源プラグをコンセントに。これで完了です!
後は、水温が設定温度になるのかチェックしましょう!水換えだけであれば、短時間で出来ちゃいます。
ろ過装置の掃除の割合は?
ろ過装置の掃除は、飼育している魚や、環境、ろ過装置の種類にもよるのですが、パワーフィルターであれば、1年に3回程で良いと思います。(パワーフィルターの吸水側に、スポンジフィルターで使う「スポンジ」を取りつければ、パワーフィルター本体の掃除は、1年に1回ほどで十分です。スポンジの目詰まりは要注意です!
#上部式フィルターを使っている場合であれば、フィルター部分が汚れてきたら掃除時です!

各ろ過装置の掃除の仕方
パワーフィルター
  1. パワーフィルターの電源プラグをコンセントから抜き、ホースについているタップを閉めます。タップが付いていない場合には、急いで洗う場所まで持っていきましょう。ホースの先の部分から空気が入らないようにすれば、水は出なくなると思います。
  2. パワーフィルターのヘッドを外して、炉材を洗います。この時に炉材の種類別にバケツなどに取り出して、洗えば炉材が混ざらなくてすみます。
  3. 炉材をフィルター本体にセットします。この時にゴムパッキンに傷が無いも確認します。そして、ゴムパッキンをきちんとやってから、ヘッドを本体にセットします。この時に、ゴムパッキンとヘッドがしっかりセットされているかを確認してください。
  4. パワーフィルターの電源プラグをコンセントに差し込んで完了です。しばらくは、フィルター本体からの水漏れが無いかも確認してください。尚、フィルターをセットしたばかりの時には、フィルター内部に空気が沢山たまる事がありますが、時間がたてば、無くなっていきます。

上部式フィルター
  1. フィルターの電源プラグを抜きます。上部式フィルターのウールマットをバケツの中で綺麗になるまで、もみます。ウールマットが3枚あるのであれば、2枚はよく洗い、残りの1枚は簡単に洗っておきます。何故かというとバクテリアを残すためです。
    ウールマットの厚さが薄くなってきたら、新しいウールマットと交換してください。そうでなければろ過能力が落ちます。
  2. フィルターの電源プラグをコンセントにさして完了です。

スポンジフィルター
  1. スポンジフィルターの電源プラグをコンセントから抜きます。また、エアーポンプを使っている場合には、エアーポンプの電源プラグをコンセントから抜きます。
  2. 上部式フィルターのように、スポンジをバケツの中で若干綺麗になるくらい洗います。少しくらいの汚れは付いていた方が良いです。尚、スポンジフィルターのスポンジは、目詰まりがしやすいので洗っても目詰まりが気になるようであれば、新しいものに交換してください。
  3. フィルターの電源プラグをコンセントにさして完了です。または、エアーポンプの電源プラグをコンセントにさしましょう。


水槽機材のメンテナンスもしよう!
水槽に設置してある、サーモや、照明器具等のメンテナンスもしましょう!サーもであれば、ちゃんと機能しているか?や、割れていないか?などのチェックをしましょう!
照明器具であれば、蛍光灯が汚れていないか?や、グローライトが消耗していないか等をチェックします。蛍光灯が汚れていたら、タオルなどで汚れを取りましょう!(蛍光灯が、冷えてから行うようにしてください)
上部式フィルターであれば、ファンの部分に誇りがたまっていないか等もチェックした方が良いでしょう。


今回の「メンテナンス」は、かなり長文になってしまいましたが、参考になったでしょうか?
今回までのことをやれば、熱帯魚はきっと、そんなに難しく無く飼える事でしょう!


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