ブラインシュリンプの孵化、与え方


ブラインシュリンプの孵化のしかたは知っている方が多いと思いますが初心者のために作ってみました。ブラインシュリンプはほとんどの熱帯魚や稚魚にとって不可欠な生き餌です。

まず、必要な物
  1. ブラインシュリンプを孵化する容器(ペットボトルでも可能)
  2. エアーストーン(エアーストーンの方がめずまりしにくい)
  3. エアーチューブ
  4. エアーポンプ
  5. ピベット(スポイト)
  6. 粗塩(食塩でも可能)
  7. ブラインシュリンプ←←これが、無くちゃあ始まらない!
  8. 冬場はバケツに水を入れてヒーターを入れて、その中にブラインシュリンプの容器を入れるようにする(下記の画像3を参照)
  9. 水温は27度がベスト?

まずブラインシュリンプを孵化する容器を作ります。(ペットボトル500mlか1.5Lでも可能)
これは500mlの孵化器の作り方です。
  1. まずはペットボトルをよく洗います。熱湯をペットボトルに入れればペットボトルの周りについているシール見たいのが取れます。
  2. ペットボトルのキャップ(プラスチックの物)にドリルで2つ穴をあけます。
    尚エアーチューブが通るくらいの大きさにして下さい。(下記の画像1を参照)
  3. 穴が開いたら、一つの方にエアーストーンを付けたエアーチューブをつけ、もう一つの方にはエアーチューブを10cm程に切った物を付けます。(下記の画像2を参照)
**ここまでで孵化器完成**
画像1ブラインシュリンプの孵化、与え方 其一 画像2ブラインシュリンプの孵化、与え方 其二
  1. 次にペットボトルに水を入れて粗塩をティースプーン1杯入れます。そうしたらブラインシュリンプエッグを1g入れます。(ティースプーン半分くらいですね)
  2. それが完了したらエアーストーンとかプラストーン(僕はこれを使っています)を使ってペットボトルの中にエアーストーンを入れます。そうしたら孵化器内の水温を28度位にします。尚冬季は寒いので孵化器がすっぽりと入る容器などに水を張りヒーターで28度くらいにセットして下さい。そうすると約24時間で孵化します。(僕の場合は12時間で孵化)(ブラインシュリンプ孵化器の様子は下記の画像3を参照)
    例え:もし朝の7時に魚に餌をあげる場合には、24時間あれば孵化するので前日の朝7時に作れば良いと思います。
  3. 孵化の時間については色々あるので試してみてからやって下さいね(^_^)
**これでブラインシュリンプが孵化**
画像3ブラインシュリンプの孵化、与え方 其三

  次にブラインシュリンプの与え方です。

  1. ペットボトルの周りを暗くしてからそこに光を当てるとブラインシュリンプはよってきますので、それをピベットで、取ります。(ピベットが底まで届かないことがあるので、そこら辺を計算してからピベットを購入して下さい)(^.^;)ゞ
    ピベット内のブラインシュリンプを真水で洗います。この時に、コーヒーのフィルターとかテトラの小型拡販器を使用すると良いでしょう。(下記の画像4を参照)
    #テトラの小型拡販器でブラインシュリンプを洗った後、拡販器のフィルターの所にブラインシュリンプが残らないようにして下さい。
  2. 真水に洗ったブラインシュリンプを魚に与える場合には少量をピベットに取ってから与えます。ピベット内部にブラインシュリンプが沢山入っている場合は1滴に沢山のブラインシュリンプが入っているので、魚が食べきれないと、言うことがあるので注意して下さいm(_ _)m
  3. ピベット内部にブラインシュリンプを入れておくと出口の方にブラインシュリンプは集まってくる習性があるようなので早く魚に与えて下さい。
  4. *ペットボトルを2本使えば毎日新しいブラインシュリンプを作れると思います。
**ここまででブラインシュリンプの与え方は完了です。**
画像4ブラインシュリンプの孵化、与え方 其四
以上のことをやれば必ず孵化します。尚ブラインシュリンプのエッグは、入れ物によっても保存の日数が限られているようです。缶の場合はエッグ沢山入っていてしかも保存が長く保つので僕はこちらの方がお薦めだと思います。(自分の魚に与える量によって決めて下さい)

注意:ブラインシュリンプは孵化後12時間位たってしまうと栄養が少なくなってしまい、しかもブラインシュリンプがかたくなってしまうので孵化したら出来るだけ早く魚にあげて下さい。(下記の画画像5を参照)
ブラインシュリンプ孵化、与え方 其五このように金魚の稚魚の餌としてもブラインシュリンプは大活躍


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